1972-05-12 第68回国会 参議院 大蔵委員会 第24号
であるという結論が出ますならば、総ワクのアウトラインも明瞭でありますし、あるいは、これは残しておいてくれという希望があるかもしれませんけれども、私どもとしては、一生懸命特別に扱って本土に追いつかせなければいかぬ、しかし、いつまでも沖繩の人たちを特別扱いにしなければ一人歩きができないような県にしておいてはいかぬのだという気持ちが入りまじっておりますが、大体十年の時限立法というものに従って、開発庁なり出先事務局
であるという結論が出ますならば、総ワクのアウトラインも明瞭でありますし、あるいは、これは残しておいてくれという希望があるかもしれませんけれども、私どもとしては、一生懸命特別に扱って本土に追いつかせなければいかぬ、しかし、いつまでも沖繩の人たちを特別扱いにしなければ一人歩きができないような県にしておいてはいかぬのだという気持ちが入りまじっておりますが、大体十年の時限立法というものに従って、開発庁なり出先事務局
したがって沖繩県の人たちにとっては、大部分の人は身近な顔なじみの親近感のある人たち、そして沖繩県民が大部分で構成された実際の人的の面の出先事務局というものが発足をいたしますと、そう心配するような運営にもならないのではなかろうか。
また、それらの背景を含めての出先事務局でございますから、それが沖繩県の自治を侵害するものでもありませんし、したがって、憲法九十五条によるものも、住民投票も、私としては必要のないものと思っておりますし、現に琉球政府自体も、沖繩の出先に総合事務局をつくることについて合意を見ておるわけであります。
その背景には、ことしの二月から、九十九年ぶりといわれる異常な大干ばつの中で、ほとんどキビ、パイン等の収穫が壊滅に近い状態になっておりましたところに、さらにこれはまたまれな台風の直撃を受けた、その二重の被害のために、ことしの収穫はおろか、来年の農業収入もおぼつかなくなった農民の方々が、琉球政府、そして琉球政府が本土政府に要請した予算の援助あるいは支出方の早急なることを願って、私どもの出先事務局にすわり
(拍手)ここにお並びの各省庁の大臣、長官は、ことごとく地方出先官庁をお持ちでありますが、先ほどの松井君の質問に重ねて、私は、各省庁の出先をこの連絡会議に参加させる御意向であるのかどうか、さらに進んで、基本的な立場に立ってそれぞれの出先事務を整理し、権限を都道府県知事に移譲するお気持ちはないか、ここにお見えの行政管理庁長官並びに大蔵、農林、通産、運輸、建設、法務、郵政、労働の各大臣、国家公安委員長並びに
ですからこういう各行政の所管を異にする等の出先事務、そういうものについての問題と私は別のように解釋しておりますので、これは獨自の考え方で檢討して言つたものと思います。